本多静六「人生計画の立て方」を関西弁に訳してみた

本田静六氏の人生計画の立て方を関西弁に訳してみた

 

はじめに

これから話すのは本田静六わしの人生計画や。せやから自分らみんなにそのまま通用するわけちゃうからな?最初にそこんとこはっきりしとくわ。まあとは言うても、人生計画ってのは人生築く上で必須の設計図やから、君らにもなんらか参考にはなるんちゃうかと思うとる。

私の第一次人生計画

まず、40歳まではどんなに笑われても、全力で仕事して金貯めまくれよ。そこから60歳までは自分の得意なことで国のために頑張れよ

新しく人生計画を立てるために必要なこと

とにかく遠い将来を楽観的に見るんや。近くちゃうで。それから、その明るい希望はちゃんと最新の科学に則ったものにするんや。ほんでできた人生計画は焦らず休まず怠らず毎日頑張るんや。

計画実現に望ましい生活態度・処世九則

全力で仕事をする、成功しても功は人に譲って、責任は自分でとるんや。水清ければ魚棲まずっていうやろ?だから人の悪いとこは指摘しすぎてもあかんねや。もし人から恩を受けたらちゃんと恩で返すんや、仇で返したらアカン。そうやって働いてたら収入がちゃんと入ってくる、入ってきた収入の1/4は貯蓄せえよ。ボーナスももちろん全部や。金ためてたら金貸してくれって人も出てくるやろけど、個人間では貸し借りしたらアカンで。そうやって頑張ってたら時間はかかるかもしれんけど、いつか計画達成できるで。

計画成功への5つの行程具体的事項

①自分に合ってる仕事見つけて、全力で頑張れ。仕事を楽しめるようになれ。こういうのを職業の道楽化いうんや。②ほんでな、良い時に、良い妻捕まえて、家庭持てよ。③そっからも全力で一家の経済独立のために勤倹貯蓄して独立生計を可能にするよう頑張れよ。④仕事を本気で頑張ってやな、能率効果は全力で高めるやろ?それから老後のこと考えたらええんや⑤保険やら貯蓄やらで万一の不幸・災厄・失敗にはちゃんと備えとけよ

本田式貯金法のすすめ

さっきも言うたように通常収入の1/4を天引き貯金する。ボーナスはもちろん全部貯金や。最初は苦しいやろけど、2,3年もたたんうちに貯金の利子が通常収入に加わるやろ?そしたら通常収入が増えて割りと楽になるもんや。結局のところ3~5年も辛抱したら、そこからは何の苦労もなく1/4貯金が続けられて10年20年のちには結構貯まっとるもんやで。

配偶者選定の基準

血筋は大事や。ええとこの子にせえよ。②身体は強健やないとあかん、健康第一や。③あと頭脳が明晰であること、かしこやないとあかん。

まとめ

とまあ、ここまで計画計画言うてきたけども、120歳を目標に立てた人生計画が仮に50,60歳の途中で終わったとしてもそれは未完成っちゅうわけやないんやで。そこまでしか生きれへんかったとしても遺憾なく充実してたらええんや。いつどこで終わっても悔いがない、これが人生即努力努力即幸福っちゅうこっちゃな。これだけは絶対や、念押しとくで。